テクニックを追求するより、「いい音楽」に興味がある。

そんなあなたに、お話があります。

 

METに参加してみませんか?

メトロポリタン・マンドリン・オーケストラ(MET)では、いつでもメンバーを募集しています。

ちょっとだけ私たちにご興味をお持ちいただいたのならば、是非、一緒に演奏してみませんか?

このページの最下段には、以前作成したメンバー募集のチラシをアップしましたので、どうぞご覧ください!

特典その1。

プロ指揮者の作り上げる音楽のすばらしさを一緒に体験できること。

マンドリンの世界は、残念なことにどうしても内輪の世界になりがちです。そこには、良い面ももちろんあります。しかし一方で、閉じた世界ならではの悪い面が増幅されてしまう危険性もはらんでいるように思うのです。

 

私たちメトロポリタン・マンドリン・オーケストラは、マンドリンアンサンブルの世界では珍しく、クラッシック音楽界のプロの指揮者を迎えて活動している団体です。「マンドリンの世界」という発想からではなく、「音楽の世界」からマンドリン・オーケストラの可能性を探ってみたい、という私たちの考え方のあらわれでもあります。

 

プロの指揮者による楽曲の解釈や音楽細部の作りが、私たちの目の前で繰り広げられるのです。このことだけでも、なだかわくわくしてきませんか。実際、この瞬間が楽しくてメトロポリタン・マンドリン・オーケストラを続けている、という楽員も多くいます。


特典その2。

現代音楽の一線で活躍している作曲家の委嘱新作を演奏できること。

私たちは、積極的に委嘱初演を行っています。音楽シーンの第一線で活躍している作曲家、しかもマンドリンの響きとの相性を考え抜いて委嘱することに決めています。これまで11の作品を初演してきました。

 

練習には、作曲家の方もいらっしゃいます。作曲家と一緒になって音楽を作り上げ、世に送り出す。この初演の醍醐味を味わうことができるのも、私たちメトロポリタン・マンドリン・オーケストラの大きな特徴です。今までの委嘱作品は次の通り。(詳しくはこちらのページへ)

  • 国枝 春恵:ブレンズ  for Mandolin Orchestra(1991年)
  • 鈴木 輝昭:僧園幻想(1993年)
  • 西岡 龍彦:2台のマリンバとマンドリン・オーケストラのための3つの間奏曲(1994年)
  • 北爪 道夫:カント(1997年)
  • デイヴッィド・ローブ:マンドリン・オーケストラのための「交響曲」(1999年)
  • 南 聡:和声学研究・I op50-1 前奏・小唄と舞曲(2003年)
  • 松平 頼暁:Bee in the Cage(2005年) 
  • 湯浅 譲二:エレジイ・哀歌 マンドリン・オーケストラのための(2008年)
  • 北爪 道夫:青い宇宙の庭III ~独奏ギターとマンドリン・オーケストラのための(2009年) 
  • 湯浅 譲二:「サーカス・ヴァリエーション(1954)」より(2012年)
  • 渡辺 俊哉:冬の陽光(2017年)

特典その3。

マンドリン・オーケストラの独特な響きの良さを実感できること。

いたずらに有名な作品を取り上げることはやめました。私たちは、マンドリン・オーケストラの独特の表現力で原曲の新しい側面を表現できるような曲を、厳選に厳選を重ねて選び出しています。そのことで、「原曲にはない新たな魅力を引き出すことに成功しているばかりでなく、あたかもマンドリン・オリジナルとして作曲されたが如く、自然で無理のない音楽として耳に入ってくる」(演奏会アンケートより)ことを目指しているのです。

 

オーケストレーションの質の高さも、小出先生はじめ作曲家の方々からも定評のあるところです。練習中に、和声の気持ちよさや透き通った音色の美しさに思わず聞きほれて、どこをやっているかわからなくなってしまった人もいます。一度楽団の中で演奏してみると、とりこになってしまうこと請け合いです。

 


 

さて、メトロポリタン・マンドリン・オーケストラの特徴をお伝えしてきたわけですが、特別すごい人が集まってできている団体ではありません。皆さんが思っていらっしゃる以上に、普通の人が参加しているんですよ。さすがにコンサートマスターは、すごい人かもしれませんけど。

 

テクニック的に難しくてついていけないのでは、という心配はいりません。プロの音楽家はどんな音楽表現をするのか楽しんでみたい、たとえばこんな好奇心があれば大丈夫。楽員のほとんどがこんな人たちです。

さらに言えば、出身の団体が片寄っているわけでもなく、また年齢もばらばらです。共通点といえば、「良い音楽に興味がある」ということだけでしょう。

 

知っている人がいないからこわいなあ、なんて言わないでくださいね。誰でも初めての団体に入るときには勇気がいることです。でも、メトロポリタン・マンドリン・オーケストラは人なつこい人が集まっていますし、すぐにとけこんでいただけることでしょう。きっとあなたの気に入っていただけると信じています。

◎初めてのMET

METに初めて参加した仲間にいくつか感想をたずねました。

 

  • METの印象
    • みなさん。真面目。
    • 音楽に対する姿勢が真剣。
    • 悪い奴がいない。
  • 外からみたメトと実際に中に入ってみてのメトの違い
    • 演奏を客席で聞いたとき、「冷たい」=”COOL”団体だと思いました。でも実際に中に入ってみると、子育てプロジェクトとか、周囲のことを気遣う努力とか感じたりして、ものすごく「暖かい」団体なんだなと思いました。こういう団体って、すごいと思います。学生の団体だと、片方に偏り始めると、どうしてもそっちの方に突っ走っちゃう傾向があって、私自身そういうのは大嫌いなんです。これはおそらく社会人の団体にもいえることでしょう。メトだとそういうことがなくて、いいですね。
    • かつて観客として聴きに来たときはそのときの選曲、音の作り方からしても、「普通のマンドリンオリジナルとは違う選曲の上に、一音一音をある意味では大事に、神経質なまでに扱う団体」という感想を持っていたが、いざ一緒に弾いてみると「思ったよりは、普通の人たちが弾いているな」と思った。
  • 小出先生の印象
    • ここまでマンドリンに対して理解があって、その良さを積極的に引き出そうとしてくださる方は、そうはいらしゃらないのでは。また独善的にならずに、積極的にパート員のの意見を聞いているあたりも、さすがだと思います。
    • この方の前では、やっぱりごまかしはききません。いくらアマチュアだからといって、手は抜けません。僕自身はものすごく緊張してました。休み時間のときは気さくなすばらしい先生だと思います。
    • 酒の飲みっぷりがなかなか良い。この人柄の良さが、METを支えている一端といって過言ではないだろう。どうしても音楽が音楽だけに、曲を極めようとすると悪くいえば神経質なところへ陥りがちですから、それをある程度達観して良い雰囲気へ持っていく小出先生の存在は不可欠であると思います。
    • 飲み会の席でちょっと苛めてしまったことを反省しています。
    • ( これって先生にも届くのかなあ・・・。)・・・・・・届きます!by事務局
    • あのねのねの原田に似ていると思った。
  • 練習の様子はいかがでしたか?
    • 小出先生を中心に的確に音楽の組立がなされている上に、それぞれのパートの核となるメンバーが積極的にパート内、パ-ト外に的確に指示を出して、音楽全体を締めている。これは私が驚いたことです。ゆえに、練習の密度は高いと思います。(私の知る限りでは、指揮者にその多くを依存しているところが多いように思います。)
    • 特に弱音の表現や音色に気を遣っていることが印象的だった。
    • 練習時間が曲の内容の割に少ないと感じた(MET10thでは実質4ヶ月で練習日数12日でした)。この練習回数だと、練習日以外にきちんと音をさらっておかないと結構たいへん。ただし、むしろ有りすぎても、当然団員が揃うのが難しいという欠点があると思う。あまり長い期間同じ曲を練習していると、曲に飽きてしまうという欠点があり、程度の問題でしょうか。
  • メトの雰囲気はいかがでしたか?
    • いい出会いがあって、いい時間を過ごせたのでバッチリです。
    • 緊張しぱなっしでした。練習を重ねるたびに新しい発見があったり、マンドリンの音色の多彩さに引かれたりと、自分の勉強不足を実感させられることばかりでした。雰囲気はとてもすばらしいと思います。
    • 新しいメンバーに対して暖かいことでしょうか。少なくとも、私自身は新団員ということで不愉快なことはありませんでした。
  • その他・・・・・・
    • 久々に左手の指先が固くなりましたねー。
      ネイルサロンで「どーゆー遊びをしているんですか?」「 秘密 」という会話が行われていました。

◎私たちに興味を持っていただけた方へ。

メトロポリタン・マンドリン・オーケストラ事務局(metmo-staff@googlegroups.com

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※どんな些細な点でも丁寧にお答えいたします。ご相談もお受けいたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。


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